テクニカル分析を使うデメリット｜ＦＸ補習教室

　 　テクニカル分析は一般的に知られていないものも含めると無数にありますが、完璧な分析手法というのはありません。あくまでも、確率・統計的な見地から相場を分析・予測するので、予想に反する結果を生むこともしばしばあります。
　また、得意とする相場、不得意とする相場があり、変化するポイントでは高確率でダマシに出会います。そのときは、損失を覚悟する必要があります。トレンドが上昇から下降に変わったとか、もみ合いになった、レンジに変わったとかというのは、ある程度のチャートのデータが揃わないと判断できません。
　だから、テクニカル分析だけに頼ってトレードをした場合、相場が変化する場所では利益を上げづらくなり、損失も出しやすくなります。
　対処方法としては、

1. 損切りの設定を常に入れる。
2. ファンダメンタル的な要因を考えてみる。
3. ポジションを手仕舞いし、相場から離れて様子見をする。

　が適切ではないかと思います。
　そして、相場の変化がどう変わったかを察知したら相場に戻ることも忘れないでください。とくに、レンジ相場に移行した場合は、レジスタンスとサポートが読めれば、比較的利益を上げやすく、いつまでも眺めていたのではもったいない局面です。ただし、この場合、レンジを抜けたときはドテン（反対方向への売買）してでも素直に追っかけることを忘れないでください。

• 当たるも当たらないも使い方次第

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