スイス円とテクニカル分析

安定した値動きのスイスフラン

 有事の際でも金の価値は変わらないと言われることがありますが、スイスフランは「金よりも堅い」とも言われ、為替レートが安定していて有事の際のリスク回避に保険的な役割を担っています。
 比較的安定した値動きをするため、デイトレードには向きません。また、金利も低いことからスワップ狙いのFXにも不向きです。スイスフランで利益を上げるのは為替差益狙いです。対円だけじゃなく、対ドルとの通貨ペアも為替チャートをチェックしてみましょう。

【参考資料】 過去5年間のスイス・円の為替チャート
  ※図をクリックすると拡大します


※上図はセントラル短資FXから引用

テクニカル解析でみるスイスフラン/円

 参考としてスイスフラン/円(CHF/JPY)をテクニカル分析で見てみましょう。

※上図はセントラル短資FX FXハイパーのハイパーチャートに一部加筆したものです

 為替介入を行っていた事実が明るみに出て、スイスフランは一気に他通貨に対して下落しました。スイスの要人発言としては以前からスイスフランの高騰に対する懸念があり、行き過ぎた高騰が為替介入へと結びついたのでしょう。スイス円についてはしばらく方向感がなくなるでしょう。ユーロ円が130円台に乗せるようだと1CHF=85円もありますが、ちょっと手が出しづらい通貨ペアです。
 また、個人的な見解ですが、ユーロスイスはおそらく1EUR=1.55CHFあたりまで上昇するのをスイス当局が望んでいるのかな?と思います。ユーロのマイナス材料が出て一時的に1EUR=1.51台に落ちるようなら買いを入れたいところです。【3月16日】

 為替差益を積極的に狙うならスプレッドの狭いFX会社を選ぶのが最善ですが、スワップ金利も高いなら言うことなしだと思いませんか?
 確かにスワップはオマケのような存在ですが、デイトレ主体のトレードではない限り、スワップ金利が高い会社を選択して損など無いのです。

 ここで紹介するDMM.com証券の【DMM FX】はH21年9月調査時点で業界No.1のスワップ、スプレッドはドル円で0〜0.6pips、ユーロ円で0.6〜1.1pips、ポンド円で1.2〜1.7pipsと驚愕の狭さを誇ります。完全信託保全も導入し、資産の預け入れ先としても安心!

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