くりっく365でFXをするメリットとデメリット

メリットがなくなった!?くりっく365

 くりっく365は、東京金融取引所に上場されている唯一の為替証拠金取引の愛称で、取扱い業者は現在17社。(2013年10月現在)

 くりっく365は、取引所に上場された銘柄(通貨ペア)を売買するので、株式投資と同じようにどこの取扱い業者でFX取引をしても、レバレッジや通貨ペア、為替レートに変わりはありません。
 言い換えれば、くりっく365以外の相対取引におけるFX(一般的なFX取引を指し、店頭取引といいます)は、各会社で提示している為替レートが微妙に異なります。

 以前は店頭取引より税制面で大きなメリットがありましたが、法改正によって今は税制的なメリットはありません。

くりっく365のメリット

 くりっく365以外の一般的なFX(店頭取引といいます)では、各会社によって提示している為替レートが異なります。
 たとえば午後9時ちょうどの為替レートを2〜3社みると、スプレッドの違いもありますが、それぞれで微妙に違いがあるのです。
 これに対して、くりっく365は取引所に上場された銘柄(通貨ペア)を売買するので、株式投資と同じようにどこの取扱い業者でFX取引をしても、同じ価格(為替レート)ですし、スプレッドも通貨ペアも変わりはありません。
 つまり、透明性がある取引なのです。

 くりっく365では、マーケットメイカー制度といって世界の有力金融機関に為替の売りと買いの価格を提供してもらい、その中から一番スプレッドが小さくなるレートを採用する仕組みをとっています。
 ときとして、くりっく365ではスプレッドが“0銭”になることがありますが、これが影響しています。
 また、スワップ金利は売りも買いも同一である一本値を採用しています。このため、スワップ金利も投資家にとって有利なものとなっています。

金融機関買気配売気配スプレッド
A社108.03108.074銭
B社108.02108.064銭
C社108.00108.044銭

くりっく365買気配売気配スプレッド
108.03108.041銭

 以前は、税制面でくりっく365が有利にはたらいており、これが大きなポイントでした。
 店頭取引だと、FX取引で得た年間利益の3割以上が税金として持って行かれることが当たり前でしたが、法改正のよって今現在はくりっく365も店頭取引も一律20%が税金として課せられます。
 つまり、くりっく365のメリットらしいメリットは存在していないのです。

 しいて言えば、上場銘柄(通貨ペア)が26種類と、店頭取引のFX会社と比べると多く用意されており、様々な組み合わせでリスクヘッジを出来る点でしょうか。

くりっく365のデメリットは?

 メリットを感じづらいくりっく365ですが、ではデメリットはなんでしょうか?

 やはり、一番のデメリットは手数料が発生する点です。
 店頭取引では、今の世の中手数料をとっているFX会社はほぼありません。
 しかし、くりっく365は手数料が有料。
 1回の取引で、1万通貨あたり片道100円〜200円程度の取引手数料が発生するのです。100円〜200円と言えば、スプレッドで考えると1〜2銭に相当します。しかも片道なので決済するときも手数料が・・・。
 中長期投資なら気になりませんが、短期売買には適していないのです。
 手数料以外にデメリットらしきデメリットなどないくりっく365ですが、これが投資家にとって一番嫌だな〜と感じるデメリットで、これが原因でくりっく365には手を出さないトレーダーが少なくありません。

 しかし、2013年10月1日よりGMOクリック証券が、くりっく365の取引手数料を0円、つまり無料にしました。
 これはスゴイ画期的なことで、店頭取引と比べて提示レートやスワップなどに透明性があるくりっく365を選択する価値があると言えそうです。

GMOクリック証券ってどんな会社?

 GMOクリック証券は、オリコンのネット証券部門 顧客満足度ランキングで総合2位に評価されている証券会社。なかでも口座開設の容易さ、手数料・取引コストの満足度、
取引ツールの使いやすさでは
ランキング1位。
 事実、店頭取引のFXもスプレッドは業界最低水準で、FX取引高世界第1位(2013年1月〜6月)を獲得した人気の証券会社。
 店頭取引のFXはもちろん、株式投資や先物・オプションなど、総合証券会社らしいさまざまな投資商品を取扱っています。
 また、取引ツールの豊富さもGMOクリック証券の魅力。パソコン用ツールの豊富さ・機能性の高さはもちろん、スマートフォン専用アプリの出来栄えも極めて優秀で、外出先でも売買やマーケットニュースの閲覧が可能。
 この1社でくりっく365も店頭取引FXも楽しめます。
(※スプレッドが狭いので、店頭取引口座:商品名 FXネオの口座開設がおすすめです。)

 まずは店頭取引口座を開設し、GMOクリック証券のスプレッドの狭さ・心地よい取引ツールの使いやすさを実感して下さい。取引高世界第1位になった理由が分かります。
 口座開設後は簡単にくりっく365の口座も併設可能です。

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