RSIとスローストキャスティクス 米ドル円

ダマシの癖を理解しないと活用できない

   ここでは、オシレーター系のテクニカル分析である、RSI、スローストキャスティクスとMACDを照らし合わせてみてみます。 

 下図は、米ドル円の2005年6月〜2006年5月における米ドル円の為替チャートと、RSI(9日)、スローストキャスティクス(42日)、MACD(EMA1=12日、EMA2=26日、シグナル=9日)を並べた図です。緑色は75日SMAとMACDの併用でプラス収支となった箇所、赤色はマイナス収支となった箇所、青色はレンジ相場に気づいてテクニカル分析なしでトレードをした箇所です。
 RSIとスローストキャスティクスに注目してみてください。
 なだらかな上昇トレンドの中では、ダマシが多く発生し活用できないことが分かります。(ピンク色で囲んだ箇所)
 これは教科書どおりですね。
 もみ合い相場では、売りと買いのシグナルが発生しますが、注意して欲しいのは、必ずしも30%〜70%を目安に売買するのが正しいとは限らないという点です。場合によっては、30%〜70%内での方向転換が売買のポイントとなることがあるのです。(青丸の箇所)
 うまく活用すれば、RSIもスローストキャスティクスも、MACDより早くシグナルが現れることが多いのですが、どこで発生したシグナルを信じていいのか難しく、単体での活用はもちろん、他のテクニカル分析との併用も初心者にとっては難しいと言えます。
 RSIやスローストキャスティクスは、MACDと併用する投資家が多いですが、個人的な意見を言わせてもらうと、経験がないと活用できないと思います。チャートを何度も眺め、癖を理解してくるとトレードポイントの参考として有効ですが、FXの経験が浅い投資家にはおすすめできません。

 使えないテクニカル分析とは言いませんが、ローソク足のチャートから投資家の心理を読む訓練をした方が、利益を得る確率が高まるように思います。

米ドル円05年〜06年

 下図は、2006年6月〜2007年5月、2007年6月〜2008年5月のチャートと、各種テクニカル分析を並べたものです。
 よーく眺めてください。
 そして、どういう相場に強いか、相場の転換点ではどのような動きをするか、あなた自身でよく考えてください。
 難しいですが、モノにすればもみ合い相場で威力を発揮します。

米ドル円 06年〜07年
米ドル円 07年〜08年

 では、次にユーロ円を見てみましょう。

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